なにこれ
StepManiaではプレー中の背景として動画が設定できる。
どうせ動画を見られるなら綺麗な方がいいですよね。でも画質を上げるとファイルサイズが大きくなります。
曲そのものは5MBも行かないようなものなのに、100MB以上も入れるのは流石にナンセンスです。
なので「見られなくもない画質」でありながらもまだ許せるくらいのファイルサイズに納めます。
再生負荷もなるべく減らす方向で行きます。
前提
2023年の時代にいちいち背景動画の再生負荷を気にすること自体がナンセンスではあります。
StepMania5ならH264形式の動画も再生できますし、.aviで出力するよりファイルサイズは小さくなるうえで高画質高フレームレートになります。
ただのおまじないのようなところはありますが、誰かに譜面ファイルを渡して「動画のせいでプレーできん」とか「対してプレーするわけでもないのにファイルサイズ無駄にデカすぎ」とか言われるよりかはマシにしようくらいの設定です。
設定
使用ソフト:Aviutl
解像度:854*480 (4:3の動画なら640*480)
フレームレート:30fps
出力方法:AVI出力→Xvid MPEG-4 Codecの2Passエンコード
Target bitrate:2048
音声なし:オン
2パスエンコードのやりかた
以下の画像のように遷移してEncoding typeをTwoPassにする。
初回は1stPassに設定してAVI出力ダイアログの保存ボタンを押す。
終わったら2ndパスに変えて直下のTarget bitrateまたはTarget sizeを設定する。
(上記の通り、私はTarget bitrateを2048にしています)
設定値の理由
解像度
waieiのStepMania覚書に「横幅はアスペクト比によって決まるので、縦幅のみ見てください」とあるので、縦幅をどれくらい下げても大丈夫かなあと考えると480になりました。
waieiの推奨値も854*480です。
というか、YouTubeでも480pはこのサイズです。
「どうせならHD、つまり720pの方が綺麗に見えていいじゃん」と思う気もしますが、縦横それぞれの幅が1.5倍になるということは面積は2.25倍になるので、同程度の画質を得るためにはファイルサイズも2.25倍になります。
「そんなにファイルサイズが大きくなるのが嫌なら360p使えよ」と思われる気がしますが、大抵のプレイヤーはそこまで小さな解像度でプレーしないため表示拡大が行われて設定したビットレートほど綺麗に見えなくなります。
(Switchとかでファミコンのソフトをプレーすると画面がジャギジャギした感じになるのと同じ)
小さすぎず、大きすぎないのが480pだと思ったので480にしました。
フレームレート
1フレームに当てる画質が同じなら、30fpsなら60fpsの半分のファイルサイズになります。
同じファイルサイズなら、30dpsなら60fpsの時と比べて1フレームあたりの画質を倍に出来ます(語弊のある言い方)
音ゲーで最も気にするべきはノート描画のフレームレートです。
なので120fpsとか60fpsまで上げる必要はないです。
かといって動画のフレームレートを下げ過ぎると背景がカクカクしてるのが気になりだします。
映像作品で普通に使われてる24fpsでもよいですが、私の場合はゲーム画面をキャプチャして背景に使うことが多いので単純に1/2にします。
1/3や1/4では点滅などの演出が厳しいです。
2Passエンコード
やった方が綺麗になるので手間でもやります。
おわりに
再生負荷とか気にしなくていいつよつよPCが欲しい