なにこれ
ステマニと特殊コントローラを使ってPS1・2コントローラのコンバータが現代音ゲーでどれくらい実用的か評価します。
調べる方法とか、画像のどこを見たらいいかとかは下記を参照してください。
特殊なコントローラとStepManiaを用いたPS1・2コントローラのコンバータの評価(方法説明用の記事) - 痛いOTAKUのポエム
また、他のコンバータについて気になる場合はタグから飛んでください。
今回はPC Double Power Box 2を調べます。
Vendor: 0E8F Product: 1013 だそうです。
コンバータの概要
調査するためだけに借りました。
製造元はDragonPlusで実売価格は1500円だったそうです。
本体を見ても製品名などが何も記載されておらず、twitterで質問するはめになりました。
blog.goo.ne.jp
左右に1つずつPS1・2のコントローラを差し込むことが出来ます。
十字キーを押すと軸としても反応しますし、ボタンとしても反応するのでDDRコントローラに対応しています。
今回は振動機能のあるコントローラを使っていないので試していませんが、上記サイトでによれば振動機能にも対応しているらしいです。
ちなみに、PS1のマルチタップを差し込んだ場合、ポートAのみが反応するようになります。
「マルチタップに対応」とまでは言いませんが、使用不可というほどでもないようです。
本製品はコントローラを2つ同時に使用可能ですが、以下に掲載する調査結果はコントローラを1つだけ差し込んだ時のものです。
理由としては、2つ同時に差し込んでみても結果が変わらなかったためです。
遅延、ポーリングレート評価
遅延はだいたい14ミリ秒です。
1F以内なので、人によってはIIDXのようなキー音があるゲームでも許しちゃう程度の遅延です。
気になる人は結構気にするかもしれませんが、市販品としてはかなり優秀だと思います。
一方でポーリングレートは販売時期なりといったところで、BPM125や150でツンツンするなら60Hzでしょう。
チャタリング対策評価
前半3枚がStepManiaのチャタリング対策オフ、後半3枚はStepManiaのチャタリング対策オンでのリザルトです。
※ミス数について、通常サイズで書かれている数はそのレーンでの全ミス数を示し、左上に小さく書かれている数は「ボタンが押しっぱなし状態だったからミスになった」数を示します。
・対策なし
・対策あり
BPM125とBPM150ではチャタリングが防がれています。
一方でBPM180ではHELDによるミスが数回発生しているほか、DECENTも発生しているため高速連打ではチャタリングが素通りしてしまうと言えます。
これについての評価はかなり微妙なところで、ELECOMのJC-PS101UやJC-PS201Uよりかは遥かに使えると言えますが、
絶対にチャタリングしてほしくない上級者の人にとっては使うべきではないと言えます。
強いて言えば「相対的にマシ」というくらいで、既に持っている人ならボタンがスイッチ式のコントローラをPCでも使いたいならコレって感じです。
まとめ
- 遅延は14ミリ秒でポーリングレートはポーリングレートは低い
- チャタリングはBPM150以下なら大丈夫。高速だと厳しいかも。
- でもコントローラ2個差し込めるからDPには向いてる
- わざわざ新しく買うほどでもないし、売ってない。
余談
ベンダーIDから調べるかあ → 載ってないやんけ!というやつ。
Vendor: 0E8F Product: 1013