この記事は私がPIUやってた時に
「バー持ってるのにあんまり腰を落とさないんすね」
みたいなことを言われて、
どういう経緯で今の持ち方になったかを説明しようとは思ったんですが、
長くなりそうな気がしたので文章化することにしたものです。
なので、この記事はその特定の1人向けみたいなもんなんですが、
そのためだけに長々と文章を書く割には1人にしか読まれないのはコスパが悪いので、
全体に公開することにしました。
気になる人は読んでくださいというヤツです。
おことわり
あくまで私がバーを持つ時はそういう理由でそういう持ち方をしてるってだけで、
別に他人にこうしろああしろって記事ではないです。
好きにしてください。
ちなみに記事タイトルでは「PIUの」ってついてますが、
別に他のゲームでも持ち方を変えてるつもりはないです。
なんで記事タイトルに入れてるのがPIUなのかは察してください。
バーの持ち方
一応、冒頭で書いた例の1人とか、私とホームが同じだとか、
私がプレーしてるのを見たことがある人なら説明が不要でしょうが、
そうでない人が読んでいる可能性も想定して自分のバーの持ち方を説明しておきます。
- 左下、右下パネルの上側に立って、肘は自然な感じにしてバーを持つ。
- 腕を前に出し、腕をそのまま左右に広げていって後ろまで持っていったらそうなるっていう感じの、親指が外側に出るような持ち方。
- シングル、ダブルともに肩幅よりちょっと広めに持つ。
- 腰は落とさない。普通に立つ。
バーを持つことによるメリット
- 脚だけでなく腕でも身体を支えるので、バランスを取りやすくなる。
- 身体を支える点が増えるので、足に乗せる体重が減って疲れにくくなる。
- 腕の長さ以上に上体を動かせないので、常にパネルに対して同じ位置に居られることで踏み外しを減らせる。
バーを持つことによるデメリット
- あえてバランスを崩して無理やり取りに行くみたいな踏み方が出来なくなる。
- 腕でも身体を支えるので、単純に腕が疲れる。
- 腕の長さ以上に上体を動かせないので、上側のパネルやダブルでの左右端のパネルなどが踏みづらくなる。
腰を落とさない理由
単刀直入に言えば、腕力が貧弱だからです。
腰を落とすと、必然的に身体全体が下がりますから、腕がついている肩の位置も下がります。
肩の位置が下がると、バーの高さと近くなります。
そうすると肘を曲げて(場合によっては肘より肩の方が下になるようにまでして)無理やりバーを持つことになります。
めちゃくちゃ腕で身体を支えづらくなりませんか?
バーを持つことによるデメリット「単純に腕が疲れる」をより強くしているように思います。
腕力が貧弱な状態でそんな支えづらい状態でやるとなると、
腕側に上手く体重を乗せられません。必然的に体重が乗るのは足になります。
ということは、私がバーを持つことによるメリットだと思っている「足に乗せる体重が減る」というメリットを減らすことになります。
そもそも空気イスみたいな体制でいたら太ももへのダメージがヤバいと思うんですけど。
また、ただでさえバーから手首から肩の長さまでしか上体を動かせないのに、
肘を曲げてしまったらその長さすら短くなってしまって、より端のパネルを踏みづらくします。
デメリットが増加します。
腰を落とすことによってフットスピードを上げやすくなるとか、
重心が下がることによって体がより安定するとか、
そういったメリットがあるんだろうとは思います。
が、別に「最初から最後までBPM220の16分のフットスピード」みたいな譜面があるわけでもないし、
必要なところでだけ腰を落とせばいいんじゃないかなと思って普段はやってません。
あと、これはPIU特有かなと思いますが、股裂きの同時押しがある場合。
これはどうしても腰を落とさないと脚の長さが足りないので流石に腰を落としますが、
同時押しのために飛ぼうと思ったとき、腰を落とした状態ってめちゃくちゃ負担かかるから嫌です。
肩幅よりちょっと広め、肘を自然にする理由
単刀直入に言うと、腕力が貧弱だからです。
肩幅より狭く持つ場合。
ずっと肩に力が入り続けます。疲れます。
腕力貧弱マンにはすぐに限界が来ます。
肩幅より大きく広く持つ場合。
体重をバーに任せやすいという利点はありますが、
身体がバーの方に近づくので上側のパネルが押しづらくなります。
デメリットの増加ですね。
また、広く持つと肘を伸ばすことになりますので、左右端のパネルを踏もうと思ったら遠い側の手を離さないと届かなくなります。
その間は両腕が担っていた体重を片腕で支えることになります。
これは腕力貧弱マンには無理です。
肩幅よりちょっと広めの場合、後ろに腕を伸ばす場合の自然な状態に近いので疲れづらく、
肘をちょっと曲げた自然な状態でも上側のパネルが踏める程度には上体をバーから離せます。
左右端を踏むときや捻るときには肘を伸ばせば届くのでいい感じになります。
上記に当てはまらない何か
腕に体重を乗せますが、手の部分では掌底に体重を乗せてます。
指は掌底がずれないようにするためのもので、
「バーを持つ」というより、体重を「バーに置く」というほうが感覚的には近い。
後ろに机とかがあって、そこに手を乗せてそこによりかかるような感じ。
あと、腰を落とさない理由に含めてもよかったかなという気はするんですが、
ふつうの人間って腰を落としてまで走ったり歩いたりはしないじゃないですか。
ふつうの人間としては腰を落として足を動かすことが無いのなら、
足を動かすのに一番適したスタイルって「腰を落とさない状態」って気がしませんか?
いや、それこそ短距離走の選手とかみたく「足の回転数が必要だから腰を落として走る」みたいなスタイルの人も居るしれませんけど……
また、いろいろ書きましたけど、
なんやかんやフットスピードが必要だなと思ったら腰を落とすことはあるし、
なんやかんや肘を伸ばしっぱなしみたいな状態にすることもあります。
譜面によりけりです。『時と場合による』です。
なんか色々試して一番感覚的にしっくりきたのが今のスタイルってだけで、
別に理攻めで今の持ち方に決めたわけじゃないです。