痛いOTAKUのポエム

地雷多すぎ人間の愚痴

ガシャでユニットを組むタイプのソーシャルな音ゲーのスコアランキングに関するお気持ち記事

今回はミリシタ関連のアレコレを見てて思ったからミリシタの話なんですけど、
基本的にはこのタイプのどのソーシャルな音ゲーでも同じだと思います。


長々と書いてますが、簡潔に言うと
ソシャゲの音ゲーでのスコアランキングなんてエンドコンテンツなんだから
フルコン出来ないからって「難易度調整してほしい」なんて言ってないで
音ゲー部分を上手くなってランキングに入れるようになろうよ
ってだけの話です。


スマホの『ソーシャル要素のある』音ゲーはアーケードの音楽ゲームと違って、
「スコアがガシャで手に入れたキャラクターによって変動する、理論値のないタイプ」
がほとんどだと勝手に思っています。
中にはそうじゃないものもあるかもしれませんが、今回とりあげるのはこのタイプの音ゲーの話です。

この手のタイプって、私はデレステとミリシタくらいしかロクにやったことは無いんですけど、

  • 1週間前後のイベントが開催される
  • イベント期間中はゲームを遊んだ分だけイベントポイントがたまる
  • どれだけイベントを稼いだかでランキングが作られ、ランキングによって報酬が異なる
  • イベント期間中にイベント曲で出したハイスコアランキングも作られる
  • ハイスコアランキングによってコレクションアイテムが手に入る

程度のものだと思います。
デレステでは『ライブパレード』と呼ばれる、イベントポイントランキングのない形式があったりしますが、まあそこはあんまり問題じゃないです。

基本的にはアイテムやジュエル(課金アイテム)を使って、
スタミナを削って音楽ゲーム部分をプレーすることでイベントポイントを加算していく事がメインです。
それはランキングの報酬がイベントポイントのものはSRのカードなど様々であるのに対し、
ハイスコアランキングのものは「ルームに飾れるトロフィー」であったり「称号」であったり、正直ただただ名誉でしかないものであることからも分かることです。

つまり、この手のゲームにおけるハイスコアランキングっていうのは、
『やってもやらなくてもいいエンドコンテンツ』であるはずなんです。

で、あるのにもかかわらず、まあいろんなところで
「今回のイベント曲は難しすぎてフルコンボできない!ランキング入りが難しい!もっと難易度調整をしてほしい!」
みたいな意見を見ることがあります。

私個人としては理解しかねる意見です。

  • 音楽ゲームは音楽に合わせて作られた譜面で遊ぶものなので、元となる音楽が違えば難易度も変わるのは当然で、毎回同じくらいの難易度に調整する必要は全くない
  • そもそもゲームにおけるハイスコアランキングって要は上手い人が上位に行けるランキングなんだから、上手くない人がランキングから漏れるのは残念だが妥当

ということに気づいて欲しい。

1点目については、
デレステが長い期間イベント曲のMASTERの難易度を26周辺にしていた事もあって余計に勘違いするのかなって思いますが、
わざわざ「イベントで使う曲だから難易度調整をしよう」なんてするもんじゃないです。
変に難易度調整をした結果、
『押したいところにノーツがない歯抜け譜面』だったり、
『メリハリがなく印象が薄い譜面』だったり、つまらない譜面が出来上がりやすいです。
というか実際それでめちゃくちゃガッカリされたのが
アーケードゲーム『DanceDanceRevolution』での『初音ミクの消失』の一番難しい譜面です。
長く書きましたが、難易度調整なんてやるもんじゃないです。

2点目については、もう考える必要もないと思うんですけど、
ハイスコアランキングっていうくらいなんだからハイスコア出せる人が凄いってランキングなんです。
前提としてフルコンボが必要だっていうならフルコンボ出せない人が悪いんです。
前提としてSSRをたくさん持ってなきゃダメっていうならSSRをたくさん持ってない人が悪いんです。
仮に難易度が下がったとしても、難しい譜面がフルコンボできる人が簡単な譜面をフルコンボ出来ないわけがないじゃないですか。
そんなんでランキングが入れ替わるわけがないじゃないですか。
「いやいやこの手のゲームはスキル発動率によってスコアがぶれるから、
音ゲーの実力だけがあったって意味が無いからワンチャンあるんだよ」って意見の人も居るかもしれません。
仮にそうであったとして、今度は「自分より下手だけどSSRをめちゃくちゃ持ってる人」が上位に行く可能性が高くなり、よりランキングが厳しくなるだけです。


なんで「難易度調整しろ!」なんて意見が出てきがちなのかというと、
「エンドコンテンツなのに、そういう感じがしないまま気軽に参加できちゃう」
というのが原因な気はします。
だって、イベント曲を1回やれば勝手にランキングとして集計されちゃうし。
よっぽどのことがない限りイベント曲は一切やらずに頑張るなんて人はいないし、イベント曲をやることで大量のポイントが得られるように設計されています。
だから、誰もが無自覚のままこのエンドコンテンツに触れる。
そして、たまたまちょっといい感じの順位に入れたことで自分にもチャンスがあると勘違いする。
結果、自分が上手くできないと難易度を調整しろとか言いだす。

あと、ミリシタに関しては、もともと音ゲーじゃない方のコンテンツが終了してるからってのはありますね。
だからこそ「(これしかないんだから)音ゲー苦手な人も居るんだから配慮してほしい」という論調になりがちです。
音ゲーが苦手な人が無理にハイスコアランキングを狙う必要はありません。
「どうしてもランキングに入りたい!ソーシャルゲームなんだから札束で殴らせろ」というのなら、
イベントポイントランキングというオススメのコンテンツはもう用意されているんですから。

繰り返しになるけども、ハイスコアランキングはハイスコア出せる人が入れるものなんだから、
どうしてもランキングに入りたいっていうんなら「難易度調整してくれ」なんて言わないで、
頑張って音楽ゲーム部分を上手くなってほしいなあと思います。

エンドコンテンツって「やりこみ」要素なんだからさ。やりこもうよ。
みんなでやりこめば、コンテンツは長生きするよ。