痛いOTAKUのポエム

地雷多すぎ人間の愚痴

ミュージックダイバーを稼働初日に10数クレやった感想

なにこれ

2022年12月01日からラウンドワン限定で『ミュージックダイバー』っていうタイトー音楽ゲームが新たに稼働しました。
それを10数クレやってみた感想を書くだけです。

どんなゲーム?

凄く雑に言えば、上下左右の4方向でやる太鼓の達人
WACCAの画面で太鼓の達人をやるような感覚。
赤のノーツが来たら画面内(タッチパネル)を叩き、青のノーツが来たら画面外のパーツを叩く。

画面(操作デバイス)の角度については、maimaiやWACCAほどの傾斜はついておらず、jubeatリフレクビートと同じくらい。
筐体にはプラスチック製と思われるスティックが付属しており、先端はゴム製のクッションで覆われている。
このスティックには紐が付いておらず、やろうと思えば持ち帰ることもできてしまう。

なお、タッチパネルはおそらく赤外線遮断方式で、割りばしをいれてみたり、画面に直接触れない程度に指を突っ込んでもタッチ判定は出る。

ゲームモード

  • 1人プレー
    • メインダイブ(通常プレー)
    • スキルジャッジ(段位認定)
    • クリエイトダイブ(譜面EDIT、稼働日時点では未実装)
  • 2人プレー

2人プレーは対戦モードですが、当然1人でしかやってないので分かりません。

適当に遊んだ感じ

www.youtube.com

オプション

  • スピード設定
  • 判定タイミング調整
  • ノーツの出現位置調整
  • ミラー設定(左右ミラー)
  • 判定調整位置(レーンごと、中央1か所のみ)
  • コンボ表示(ON/OFF)
  • 小節線表示(濃さは0~3)
  • 拍線表示(濃さは0~3)
  • 背景とエフェクトの明るさ(OFF、暗い、明るい)
  • 各種ボリューム
    • システム音
    • ノーツ音
    • 楽曲音
    • ボイス音
  • ノーツ音の再生タイミング
  • 成功補助音の設定

あるべきものはある感じです。
スピード設定やノーツ出現位置、判定タイミング調整などはプレビューが出来ますが、いちいちプレビューボタンを押さないと見られないのでちょっと残念。
判定タイミング調整に関しては「プラスにすると遅くなるのか早くなるのか」の記載が無いのも残念。
ただ、個人的にはタイトー音楽ゲームなのに最初からここまで色々できるのはプラス評価でした。

楽曲解禁など

プレー開始前のモード選択に「ショップ」の項目があり、そこで購入してからプレー開始するか、
楽曲選択画面の未解禁楽曲を選択して「購入しますか?」で購入すればOKの、
ポイント消費型です。
クロノサークルみたいな厄介な条件は(パッと見た感じでは)ありませんでした。

選曲画面から解禁できるのはかなり好感を持てました。
いちいちショップに行くのは面倒だし、何があるか探すのも時間がかかるので。

譜面について

「思った通りのリズムだなー」って譜面もあれば、「こっちじゃなくて、あっち音を拾っていくのか」みたいな想定してなかったリズムを叩かせる譜面もありました。
悪くはないんですが、奥行きがあって円形のレーンでやるとリズムが若干分かりにくく戸惑いました。

悪くはないと書きましたが、譜面によっては「ついさっきまでボーカル(メインメロディー)に合わせて叩いてたのに、急にドラムになるの~?」みたいなモヤっと感がないでもないです。
しかし、他のゲームでも似たようなリズムであれば、ぶっちゃけその「他の機種」でやりゃあいいわけで、独特なリズムであることも価値があって、うーん……

スキルジャッジ(段位認定)について

3曲を通しでプレーし、スコアとコンボ数とBAD数(ミス数)の条件で合否を発表するという、太鼓の達人の段位に近いシステム。
少なくともミス数については条件達成が不可能となった楽曲の最後まで行った時点で終了と、これまた太鼓のようなシステム。
コンボ条件は1曲繋げば条件達成できるので、それが条件で途中終了することはないです。

このモードですが、コンボ条件ゲーです。
スコア条件がちょろく感じるのは「他のゲームをやっていて、既に精度についてはある程度地力があるから」というのがあるから目を瞑るとしても、BAD数が緩すぎて意味をなしていません。

例えばCLASS8(要するに8段)のクリア条件が

  • 2,784,000点以上
  • 379コンボ以上
  • BAD70以下

の3つなのですが、コンボ以外は全楽曲が初見の初回で達成できました。
その初回もBAD30くらいでしたが、コンボは300未満でした。
初日だからってこともあるんでしょうが、青が来てるのに面を叩いたり赤が来てるのに縁を叩いたりといったミスがよくあり、譜面は見えていてもコンボが切れます。
そんな状況でもBAD30程度しか出ないのに、要求されるのが379コンボ。
数えたりしたわけじゃないので不明ですが、たぶん全体の15~20%くらいを繋げって事なんでしょう。
ですが、そんだけコンボを繋げられるなら、BADを70個も出さないですよコレ。
4回くらいやってようやくコンボ条件をクリアしましたが、その時にはBAD8まで減っていました。

太鼓の達人の段位道場のメイン段位にはコンボ条件が無いのは何故かをよく考えず、参考にだけしました感があります。
CLASS9以上は知りません。やらなかったので。

操作デバイスについて

縁のパーツですが、中央から離れた部分を軽く叩いただけだと無反応になることがあります。
ちゃんと中央を叩くか、縁でも強く叩けば反応するので問題はありません。
ぶっちゃけ「クロノサークルに続いてコイツも操作デバイスに難ありなのか?」と思いましたが、そんなことはなかったです。

総評

音ゲーとしては面白いし、システムも分かりやすく必要なものが揃っていると思いました。
ただ、やっぱりコイツのためだけに近くのゲーセンではなく遠くのラウンドワンまで行きたいかと言われるとそうではなく、打楽器みたいなゲームがやりたいなら太鼓の達人ドラムマニアをやればいいし、円形のデバイスがやりたいならmaimaiかWACCAをやってればいいと思いました。

システムが分かりやすく、日本語が怪しくもなく、なおかつネシカでデータ登録もできるので、間違いなくクロノサークルよりもとっつきやすいです。
コレじゃないとダメ感は薄いので私がプレーしに行くことはそうそうないでしょうが、プレイヤーはちょっとは付くんじゃないでしょうか。

長く続いてくれるといいなあとは思いました。