なにこれ
ステマニと特殊コントローラを使ってPS1・2コントローラのコンバータが現代音ゲーでどれくらい実用的か評価します。
調べる方法とか、画像のどこを見たらいいかとかは下記を参照してください。
特殊なコントローラとStepManiaを用いたPS1・2コントローラのコンバータの評価(方法説明用の記事) - 痛いOTAKUのポエム
また、他のコンバータについて気になる場合はタグから飛んでください。
今回はJC-PS101Uシリーズです。
コンバータの概要
JC-PS101Uシリーズのうち、JC-PS101USVを使用します。
SVがシルバー、BKがブラック、WHがホワイトで3色展開されていました。税抜き1400円。
通常のコンバータでは方向キーがハットスイッチとして扱われるため上下や左右の同時押しができませんが、
このコンバータは接続後にPS1・2コントローラで「START+SELECT+↑」と長押ししていると十字キーがハットスイッチではなくボタン1~4として扱います。
www.elecom.co.jp
こんなもん中古なら500円くらいでいいだろって思うのですがAmazonで見ると中古でも4000円まで高騰しています。
家庭用ゲーム機が60FPSで入力検知も60Hzだから当時は問題なかったとも言えるのですが、60Hzの高頻度の入力検知を行っているコンバータです。
これは揶揄が半分ですが半分は本機です。
現在は60Hzなんてカスだから揶揄。
もう半分の本気の部分は「1台で2個接続できる」みたいなコンバータでは2台繋ぐと入力検知が30Hzに低下することがあって、それよかマシだからということです。
遅延、ポーリングレート評価
もう既に60Hzの入力検知と言ってしまっているのでアレですが、ちゃんと調べてるので載せます。
2P側がコンバータ使用での結果です。
遅延の平均はだいたい23ミリ秒です。
1F強と見るか実質2Fと見るかは貴方次第。
DDRのようにボタンを押してから音が鳴らないタイプのゲームでは判定をずらせばゲームになりますが、IIDXなどのように音が鳴るゲームではかなり気になる遅延になります。
ポーリングレート60HzがBPM125のときにガッツリ効いており、遅いFantastic(水色)となるか、遅いFantastic-(白)判定となるかはほぼ運です。
BPM150、180と上がっていくと気づきにくくはなります。
チャタリング対策評価
前半3枚がStepManiaのチャタリング対策オフ、後半3枚はStepManiaのチャタリング対策オンでのリザルトです。
画像下部の誤差グラフに赤の縦線が入っているとき、そこでミスった(紫色のDECENT判定内ですら叩けなかった)ことを意味します。
上の画像から分かることは「ステマニ本体でチャタリング対策設定を入れようが入れまいが、ボタン側でチャタリングしてたら縦連でミスることがある」ということです。
入力しっぱなしによりミスになっていることはレーンごとの判定数を表示しているときには分かるようになっていて、
HELD 1
MISS 4
という表示されているときは「そのレーンでは4回ミスをしており、そのうち1回がボタンを押しっぱなしだったため」という意味になります。
下の画像を見ると分かるように、まあ大体チャタリングが起きてそうなところは押しっぱなしミスです。
なので、もしもゴム接点とかではなくスイッチ式のコントローラを使うなら、コントローラ本体側でチャタリング対策をしないと大変なことになります。
まとめ
- 遅延はだいたい23ミリ秒(1~2F)
- コントローラ本体でチャタリング対策してないと厳しい
- 500円くらいなら買ってもいいかも