痛いOTAKUのポエム

地雷多すぎ人間の愚痴

立川の例の場所で手Pumpを使うとPIU PhoenixのデータがBAN(というか削除)された件についての覚書

なにこれ

後から情報を拾ってくるのがめんどくさいから覚えてるうちにメモ書き


時系列

PRIME~XX期

手Pump(BeatOnなどの足でプレーせず手でボタンを押すタイプの筐体)がオンライン接続されていることが問題になる。
PRIMEからネットに接続してアップデート&全国トップなどの情報がオンラインで共有されるようになったため問題視。
Fiesta2まではネットにつながずアップデートデータの入ったUSBを差し込んでアップデートする形式だった(厳密には、PRIME以降もこの方法でアップデートできる)ため問題ではなかった。
(代わりに解析されて公式より先に全解禁パッチが出されたりはしたけど)

よってPRIME2くらいから(守られるかどうかはさておき)手Pumpのオンライン稼働は名言こそされてないけどダメみたいな風潮があった。

2022年~2023年

WGCがPIU筐体を撤去する。ただしBeatOn筐体は残す。
なお、2台あったが1台ずつタイミングをずらして撤去&販売をしたが、それぞれ異なるTwitterのフォロワーが買った模様。

2023年7月

アンダミロの日本法人によるPIU Phoenixの販売受付。
2週間程度しか期間はなかった(そして注文しても音沙汰がしばらくなかった)
WGCもこのタイミングで購入したらしい。

2023年9月5日

アンダミロが「Notice about hand pump and hacking version」という記事を出す。
https://piugame.com/bbs/board.php?bo_table=phoenix_notice&wr_id=222

この記事ではアンダミロが販売していないコントローラに接続したプレーや、不正にハックされたバージョンでの起動を禁止している。

1) If the record is stored by connecting another controller not sold by Andamiro to the pump [ex. hand pump]
2) If you illegally modify your machine or play with a hacked version rather than the official version of Pump It Up

BeatOn筐体はアンダミロがライセンスしているので正規のコントローラといえるが、販売したのはアンダミロではないので1の条件に当てはまるように思われる。
そもそも例として手Pumpが指定されているくらいだし。
(補足)
「そもそも公式ライセンス品でオンラインに接続できるのにオンラインにするなっておかしくねえ?」という疑問があると思いますが、オンラインに出来るBeatOn筐体は初期版だけだそうです。
どういう理由で初期版だけオンラインに出来てしまうのかは分かりませんが、初期版以外はオフライン稼働しかできないようになっているそうです。

2023年9月25日

注文から2か月たってようやくWGCにもPhoenixが届き、WGCの店長がPIU PhoenixをBeatOn筐体で稼働することをnoteに書く。
note.com

この記事内で

 BEAT ONはANDAMIROから許諾を受けて生産された筐体です。問題ないと思っていたので導入を進めましたが、今回の新作フェニックスの全ての販売が完了した後に、手で遊ばないでとアナウンスはありました。
 購入前にアナウンスしてくれればそもそも導入していませんでした。

 次回作からは筐体を買わない限り導入しませんが、今回は稼働させていただきます。

と、遊ばないように通知があったことを知った上で稼働していることを明らかにしている。

2023年11月15日

PIU公式サイト上で「Leaderboard Exclusion and Permanent Ban List」という記事が公開される。
手Pumpを使用したユーザのデータが削除され、WGCでプレーしていたユーザのデータもBAN対象となった。

なお、やったのはデータ削除だけであって同じアカウントでも違うAM.PASSを使えば再度データを作ること自体は可能らしい。

同日、WGCの店長がnoteに記事を書いている。
note.com

店長の言い分では

 全部販売後に言われても対応は出来ませんし、マザーセット販売の中身は本体、マザー、IO、説明書自体がありませんでした。規約はないという認識です。

(※この文章だと分かりづらいというか誤読しかしないと思うので書き直すと、
『マザーセット販売の中身は本体、マザー、I/Oだけでした。説明書は入っていなかったので規約はないという認識です。』
という文章になります)

その言い分だと現代の家庭用ゲーム機でもよくある箱の中に説明書が入ってないタイプのゲームも「説明書が無いから規約はない!」とか言い張れてしまうが、流石にそんなわけがないと思う。
それはそれとしてアップデートキットに説明書が無いというのは本当に良くないが。


で、WGCは「ANDAMIRO社から発売される全てのタイトルの導入をしない」ことにしたそうです。


おしまい。

おまけ(2023/11/16 14時ごろ追記)

上記で終わりのはずだったんですが、現地事情に詳しい方から証言を頂いたので……

原文そのままツリーを引用します。

韓国のPIU事情を知らないようでざっくり話すと、

beatonの以前から韓国では手で遊べるミニ筐体は古い時代(kpopしかなかった4-6作品目?)から存在していて、未認可で勝手に作られたものです。それが案外需要があり、ゲーセンだけでなく駄菓子屋などでも見かけるほど少なくないなかったんです。


オフライン作品だったら問題なかったのですが、オンラインになってから問題になり始めて(踏みゲを手でやる不正プレイで無茶なスコア出すなど)、結局は公式認可でオフライン専用として仕様変更して発売されたのがbeat onなのです(アンダミロからではないです)。


beat onに基板から入れ替えて踏みゲー用本番(?)用を入れたら勿論オンラインで稼働できるようになりますが、基本NGなのです(守るかどうかは置いといて)。しかし、オンラインにスコアを残さないのであればグレーゾーンですが黙認したわけです(向こうでは一般人も結構やるためとかもある)


カードなしでもオンラインで残ってしまうバージョンはこれに関して熱上しがちだったのですが最新作は確かカードなしでは残らない仕様になっているはずです。アップデートもあるしね、ずっとオフラインのままだと辛いし。ただオンラインにスコアを残す行為をしたらそれは言い訳になりません。


筐体は存在しませんが仮に手で遊ぶDDR筐体を自作して手でオンラインで残したとしましょう。そしたら何が起きるか言わなくても分かりますよね?

そもそもbeat onは公式から手verなんかは出してもない、そん中でもし店で焼き鳥を稼働したいのであれば、「カードリーダーのUSBを外してやる」べきです。