書いた動機
2022/06/12の20時から、フジテレビ系の『いいすぽ!』で2時間枠でDDRの大会をやっていたようです。
私はずっと収録だと思っていたのですが、生放送だったようです。
書きたい話に移る前に
生放送だとどうやっても「1曲か2曲の(合計)スコア勝負」なだけでつまらないと感じている私です。
開始時間と終了時間が決まっている関係上、どうやったって簡素で試合時間の変わらないルールにしかできない。
たとえば「2人で対戦して、それぞれ1曲ずつ選曲。2曲ともスコアで勝てばそのまま次に進めるが、1勝1敗の場合は運営がランダムに選んだ1曲で勝敗を決定する」というルールでは、1試合に4分かかるんだか6分かかるんだか分かりません。
8人でトーナメントを行うと7試合ですから、最短28分で最長42分と14分もブレが出ます。
4分とか6分とかっていう数字は楽曲プレー時間だけを考えて書きましたが、実際には選曲時間であったり選手のコンディション待ちであったり、「先ほどのプレーを振り返っていかがでしたか」みたいなインタビューであったりがあるでしょうから、実際にはもっとかかるでしょう。
CMだってあるんですから。
ですからプレーする曲数は固定にしておいて、そこで出したスコアの合計値で判定とかにするわけです。
これならブレませんからね。試合数と想定試合時間をかけて、あとはそこに余裕を持たせれば簡単に大会時間を決められます。
生配信でなくとも、施設の使用料金の問題もあったりして時間に追われることになるので、結局はこういう似たり寄ったりなルールになります。
本題
どうやったって似たり寄ったりなルールになるんですから、テレビでやるんだったら生放送じゃなくて収録にして、もっと変なルールというか、「そこでしか見られないルール」が見たいです。
で、私が今見たいのは「下位脱落方式」です。
分かる人にはわかるように言ってしまえば「DDRを使った『スポーツマンNo1決定戦』」が見たい。
なので、その『ぼくのかんがえたさいきょうのDDRたいかい』のルールを書いていきます。
前提条件
- めっちゃ長く借りても大丈夫な会場。
- 最低2台、可能なら4台、できるならもっと多くのDDR筐体。
- 人数を2のn乗にしたプレイヤー。ただしnは4以上の整数。
以降の妄言は「DDR筐体は2台」、「プレイヤーは16人」という最小構成で考えたときのものです。
第1セクション(16人→8人)
まず、プレイヤー16人をくじ引きなどで4人ずつ4つの組に分割する。
(これは同時にプレーできる人数に応じる。4台用意できるのであれば8人ずつ2組でも構わない)
その組の4人について同時に3曲プレーしてもらう。
プレーする楽曲については大会を運営する側によって難易度11~14の範囲で任意に選択する。
この3曲のEXスコアの合計点を算出し、組の中で上位50%のみが次セクションに進出する。
第2セクション(8人→4人)
残った8人に対して同一の4曲をプレーさせる。
体力的な問題から、プレー順は第1セクションの組の順に行うと良い。
プレーする楽曲については大会を運営する側によって難易度14~16の範囲で任意に選択する。
(第1セクションが4組しかないのであれば、セクション1位に選ばせてもよい)
この4曲の通常スコアの合計点を算出し、上位50%のみが次セクションに進出する。
第3セクション(4人→3人)
残った4人に対して同一の4曲をプレーさせる。
体力的な面を考慮するなら、第2セクション終了から10分以上の休憩があると望ましい。
プレーする楽曲は難易度15~17の範囲で任意に選択する。
(ここで4人しかいないのであれば各プレイヤーに選択権があって良いし、それ以上いるのであれば大会運営サイドで決めるべきである)
ここでは楽曲ごとのEXスコアで順位付けをし、1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントとした順位点を使用する。
4曲終わった時点で順位点の合計が上位75%となったプレイヤーのみ次セクションに進出する。
脱落ボーダーラインで同点になっている場合、4曲のEXスコアの合計点で順位を決定する。
セミファイナル(3人→2人)
残った3人に対して同一の6曲をプレーさせる。
こちらも前セクションから休憩があると望ましい。
プレーする楽曲は1プレイヤーにつき2曲ずつ選択させる。プレーする譜面の難易度11以上とする。
譜面難易度の下限が下がっているのはミスではなく、ここで精度勝負にしても良いと思ったため。
ここでも1曲ごとにEXスコアで順位付けをし、1位を3ポイント、2位を2ポイントとする。
6曲終了時点で順位点の上位2名がファイナル進出。
順位点が同値の場合は6曲のEXスコアの合計で順位付けをする。
ファイナル
残った2人が1曲ずつ選曲し、2曲の通常スコアの合計点で勝敗を決定する。
難易度は17以上とする。