痛いOTAKUのポエム

地雷多すぎ人間の愚痴

踏みゲーパネルをPCとPS兼用に改造しようとして成功した話

なにこれ

自宅のPCで使っている踏みゲー用パネルをPS・PC兼用コントローラにしたいから頑張った話

前回までのあらすじ

「+側はPSコンの端子とPC用のReviveUSBの端子をくっつけて、GNDだけ対応する方にくっつけたら簡単に兼用に出来るんじゃね?」
などと考えて実行した結果、本来想定していないパネルを踏んでもReviveUSBを通して通電してしまう、全押ししかできないパネルになってしまった。
踏みゲーパネルをPCとPS兼用に改造しようとして失敗した話 - 痛いOTAKUのポエム

今回の対応

前回の記事を書いたあと、フォロワーから以下の意見を貰いました。

    1. 側を12ピンコネクタとかにして、GND側は共通にして使うたびに差し替えたら?
    2. 側にダイオードをかませて想定したパネルだけ通電するようにしたら?

自分でもダイオードをかませれば行けるということに前回記事を書いた時点で気づいていました。
ただ、元々ブレッドボード1枚で対処していたため、ダイオードを置く場所が不足するために無理だなあと考えていました。

そこでコネクタ差し替え方式を検討しました。

コネクタ差し替え方式

非常にシンプルで、使わない方には繋がってないから変な通電が起こらないという奴です。

9個のパネルとSTART/SELECTの分で11個の線を差し換える必要があります。
厳密に言えばDDRコントローラは上下左右〇×START/SELECTの8個の線でよいのですが、パネルの線はひとまとまりにしているためコネクタに繋いだり繋がなかったりするのが何か気持ち悪くて、全部コネクタに突っ込みたいと思いました。
ただ、数個単位で買える12ピンのコネクタがあればいいと思っても、いい感じのがアマゾンには売っていませんでした。
なにより家には圧着工具もありません。

そこで思いました。
横方向にくっついてるジャンパーケーブルをバラさず、12本まとめて端子部分をガチガチに固定したらコネクタの代わりになるのでは?
これなら手持ちの余ってるジャンパーケーブルを使えば追加投資も要らなさそうです。

というわけで実際にそうしたんですけど、テスト中だからとテープで固定しないまま線をつけ外ししたところ、意図せずに途中で外れるケーブルがあったりなんかして不快でした。
動作自体は正常に出来ていたんですけど、手持ちのジャンパーケーブルだけだと長さが不足しており、差し換え作業をするのに窮屈な感じがしていました。

じゃあジャンパーケーブルを買い足すかと思ったわけですが、ブレッドボードとセットで販売しているものがありました。
これを買うならダイオードを差し込む場所が無い問題は解決します。

ダイオード整流方式

多少語弊のある言い方をすれば、ダイオードは通電する方向が一定にすることができます。
よって前回のように「2番を押しているのに1番の線を逆流して基板を通してから通電する」みたいな事故を防げます。

こんな感じでダイオードだけ刺さってる基板を用意して中継させました。

それ以外は特に変わってないし、ちゃんと動いているので省略します。
強いて言えば1回動作してるのを確認した後に配線を綺麗に直そうとして、うっかりGND用ケーブルが外れたままにしてて「パネルを踏んでも一切反応しない!なんでだ!?」ってなったアホなことがありました。

結果

これで何もせずともReviveUSBとPS用DDRコン基板の両方に入力ができるコントローラになりました。
PS用DDRコンをコンバータをかませることで、ステージ片側なのにダブルプレーという遊び方が出来るようになります。
(1P側はReviveUSB、2P側はDDRコンにアサインすれば、1P側と2P側の両方が反応するCSのSN2、Xにあるようなモードになります)

これでいつでもCSのDDRRTAを走れるようになりました。
走るかどうかは別の問題ですが……